科学院の招待者として 一回につき30日以上,1年間に数度滞在するには,ビザがいる. これもどのようなビザが発給可能なのか,なかなか分からなかったが, Fビザと言われるのを取れば良い,ということになった.研究などの目的で,一回の滞在が 90日以内,年間複数回の滞在をする場合に与えられるものだそうが,実際に は1回60日,半年間で複数回の滞在というものであった.また,すんなり 取るには,いままでにFビザ取得の経験があること,が条件であった.
記憶ではFビザなど取ったことはない, 2011年のICRCではビザなし観光目的で来ている.その前の WeiHaiでの会議でも同じだろう. が古いパスポートをみてみたら, 2000年代はじめの頃のASgのコラボ会議や羊八井訪問で一回 1週間程度の滞在でもFビザを取得していたことが判明した. 89年のASg装置建設時や84年のカンパラさん用の滞在では もっと長い滞在なので,おそらく 使っていただろう.それでこれは難なくクリア.これは中国大使館 の要求ではなく,科学院側の要求であった.
ビザは仲介業者を介さず,直接大使館で申請せよ,というのが 科学院側からのコメントであったが,昨年10月からは,大使館 での業務は手狭になったのでやっていないとのこと. 新しい大使館直結のビザ発給専用センターを地下鉄日比谷線の神谷町駅近くに設けて いる(駅から北西方向数分のプライムプレイスビル8階: 中国ビザ発給センター)
ところが,最初は, 同行する女房にも同じビザが発給可能と言われていたが,研究者でない 女房には発給されない,ということになってしまった.さてどうするか. 小生のビザを労働ビザにして,家族の訪問ということにすれば 女房も長期滞在できるだろう,ということであったが,実際には 65歳以上には労働ビザ発給はまず無理,ということで,どうにもならず...
最初の滞在は4月半ばから5月半ばのひと月を予定していたので, 結局,女房はまずは2週間のビザなし滞在で,前半を過ごすことに し,帰国させることにした. 観光ビザでも招待者などがはっきりしていれば,ひと月 いけるとわかったので,2回目以降の2ヶ月滞在では,ビザなし2週間滞在と 2週間の間を置いた後のひと月観光ビザ有り滞在でなんとかしのぐことにした.
そんな風に,観光目的で頻繁に出入りしていたら,怪しまれるのでは ないかと,発給センターに聞いたら,年に何回出入りしても問題は ないが,もしかしたら,出入国検査官が怪しむかもしれませんね, との返事であった.実際のところはまだやってないので,わからない.
発給センターの対応は親切である. IHEPなどの事務員はことビザに
関しては素人だから,こちらの言うことを信じなさい.であった.
入ったところの正面の受付にいる
のは日本人スタッフのようで,そのあと,目的に応じて
窓口での対応を受けるが,そこは皆中国人スタッフらしい*.
(*) その後,女房がビザを取りに行った時は正面受付も中国人 だったそうである.また,書類がはっきりしていれば,2回分の ビザを一度に申請できるとのことである.ただし,1ヶ月有効 の観光ビザを2回分とり,2ヶ月間続けて滞在することは できない.一度は帰国しないといけないとのこと.