
6日は譚さんが例の28号楼のマンション宅へ招待して くれて,お昼をご馳走になった.未知のいろいろな 野菜料理と餃子を美味しくたっぶりいただいき 満腹となった.全て奥さんの郭小娟(Guo Xiao Juan)さん の手作り. 翌日は,ユリの球根とセロリのサラダを 早速女房が真似をして,似た味のものを作って食べた.
譚さんのところでは夕方にたっぶり食べるのではなく 昼がメインだとのこと.
譚さんがハマっている,お茶や書のことが話題になったおり,
茶葉や茶器を買うならすぐそばにいい店があると聞いた.
高能研の南の塑像公園の一角に食い込むようにして立っている
花鳥魚蟲なんたらと言う店の2階にあるとか.
郭さんが調べてくれて,現在は
「玉泉花鳥魚工芸品大楼」と言うのだそうだ.
譚さんが
案内図
を書いてくれたが南が上になっている.奥さんがこれを見た時,
北が上だと思い込んでいたので,「あなた,これ全然
おかしいわよ」てな感じのこと言っていた.
高能研の前からバスで2駅ほどだが,60才以上は公園を ただで入れるので,横切って行けばバスに乗るほどのこともない.
そこで翌日7日に散歩がてら公園を通って行くことにした. 高能研の南門Aから出てすぐの公園である. 前に来た時には気がつかなかったが,中には2箇所ほど遊園地 風の場所があり(B,C),子供がキャキャと言って遊んでいる.
値段を見てみるとビックリするほど高い(?).一人一回10元
とか20元とかである.あの長城までの長距離バスが往復12元なのに
なんということか.一人っ子政策で育てた殿様,姫様扱いの
子供だから,親は惜しげも無くこうしたことにお金を
つぎ込むのだろうか.衣服などもどうも子供用は高いようだ.
公園の様子のスライドショー
公園を横切るのには直線状には進すすめず, 大きな円弧状の道を2箇所通過する必要がある. 途中遊園地に気を取られ寄り道などしているうちに 方向感覚もずれて,いつのまにか変な所に出て しまったらしい. 女房が得意(とは勿論本人も周囲もだれも思っていないが, ニンハオくらいしか言えない自分よりはマシなことは確か )の中国語で (Yの辺りで)出口を聞いたところ, それはあっちだとか教えてくれたそうで, おかしいとは思いつつ公園の外に出てみると, やはり 全然おかしい.大きなバスプール(E)がある この辺でそんなのは魯谷(Lu Gu)バスプールしかないはずだ.
この公園は玉泉路から八宝山までの地下鉄の東西2駅(1.5km)にまたがり, 南北は400mに及ぶでかいもので,その 東西のほぼ中央で南北に走る道(D)で分断されている. どうも,トンネル(D)をくぐってその道に出たようである. 随分と遠くまで来てしまった.

南は東西に走る魯谷路という大きな通りがあり, これは公園の南部を走っている.ちゃんと魯谷路と書いてある ので間違いない.これに沿って戻れば, 目的の店はあるはず.抵抗する女房は納得 しないようでストライキを起こしたが(*), ともかくしばらく行くと 「玉泉花鳥魚工芸品」(F)の看板の店に出た. その横には,八百屋市場(G)のような大きな マーケットがあったのでまずのぞいて見た. 野菜,果物が主であるが,魚,肉も多少置いてある. 価格は安めのようだ.
(*)南口はどこかと聞いたらしい.実際に後で地図を見てみると, 出たとこにも「ナントカの南口」のような表記があった.
さてお目当のFのビルに入ると,地下は花屋がいっぱい. 2階は茶葉,茶器,書画と関連用品,などの店で埋まっている. 各店舗は20∼30m2といったのが多い.
1階は翡翠などの 宝石類が主であるが,素人には1,2階の差がはっきり しないような物もあった.
このビルの位置をbaiduの地図でみると,「花鸟鱼虫市场」と いう名前が出ている.この名前は,文字通り,花,鳥,魚,虫などを 売っている市場から来ているようで,そこになぜ書画やお茶などが 売られるようになったのかは分からないが,書や絵には 花や鳥を扱うものが多いからか? しかし,虫は この玉泉花鳥魚工芸には置いてないようである.魚も 見なかった.ビル名に虫は抜けているが,魚はなぜか残っている.
昔は北京に来るとプーアール茶を買って 帰ったので,2階のお茶屋で試しに聞いてみると, 300元という結構な値段を言って来た.ウームというような 顔をしていると,すぐに250元と値を下げた. 買う気はないので,すぐ引き上げたが,頑張れば 半値くらいにはなるかも. 値切りは女房の専売特許だ.
文字通り,「花鸟鱼虫市场」と呼べるのは このビルの向かいにある市場(J)であった.
ここはビルではなく,小さな店が軒を並べている. 実際に虫も箱に入れて暗くし鳴くように仕掛けて 売っていた.その代わりか,書画,茶葉,茶器などを 売っている店は少なかった.鳥やウサギなどの動物. 金魚などの魚,などなど,実に雑多なもので 溢れている.
Fの方も昔はこのような市場だったのかもしれない. 近代化されて,虫はいなくなり,現在のようにビルに変貌した のではないだろうか.今回入らなかったが,ビルの外観などからして, おそらくH,Iはもう少し近代化している のではと推測された.そのうち覗いてみよう.
こんな中心部から離れた所に,マニア好みのFのようなマーケットが あるとは想像してなかったが,茶器などを土産に したいなら,寄ってみるのは価値はありそうだし, 見物するだけでもなかなかいい.
驚いたのは,北京には「花鸟鱼虫市场」と呼ぶ市場は15箇所も
あることだ.
ここに入って「分布地図」をクリック
すると分かる.
今回は結局何も買わずに,店を出て,Kに並ぶ 食い物屋の1つに入って昼飯を食べる. パスタ風うどんで,硬さと味付けがなかなかよかったが, 1本の長さが1mくらいはあるので取り分けて食べるのは大変. 近くにはスーパーマーケット物美(L)もあり 買い物に来るにはなかなか良さそうな所だ. 帰りはバス(M)に乗った.2駅で,アパートの すぐ前で降りられる.
花鳥魚の周辺のスライドショー
え,虫がないぞ,って?
虫はここで,こんな風に売ってました.
明けて4日(水曜日).これまで入ってない広場にも入ろうと バスで出かける.バスは天安門西にも止まる.もう日も高いので 西からでも逆光ではない.安検を通ってすぐに広場に入れるかと 思いきや,前門の方に行けという指示.やはり人が多いので すぐには入れない仕組み.ほとんど前門の近くまで歩いて ようやく入れる.知っていれば前門までバスでくれば楽だった.
翌5日は再び天安門に.今度は夜景をというので,家を夕方5時半過ぎに出て,バスで
天安門西まで.
バスを降りてそののまま東方向に行けるかと思ったが,それは禁止されていて,
天安門広場から出てくる人専用の通路になっていた.やはり広場には昨日
同様前門のほうまで行かないと入れない仕組みらしい.こちら側の通行人は
地下道を通って,北の天安門側を通行しないといけない仕組みである.
我々はそれで問題ないが,広場に入ろうとする人は追い返されていた.
国慶節の時期に天安門を訪れるのは,おそらく大半が お上りさんで,北京原人はほとんどいないのだろう.