それは下ネタになるだろう: と聞くと,目を輝かせる人がいるかも知れないが, ご期待にそえるかどうか?
これから食事と言うような人は別のページへどうぞ.
トイレ事情は昔から見ればよくなったと言えるだろうが,
世界的にみて日本が
良すぎる(音がしたり,?)というきらいはあるが.
まだまだの感は拭えない.
80年代に来た時には,日本でも,ウオッシュレット はまだ珍しく,公共用のは皆無に近かったであろう. 水洗便所が100%近く 普及していたとは言えないが,東京近辺では「もの」の 回収車は姿を消しつつあった頃である.
したがって,
首都北京の博物館だか美術館(多分,故宮の北東側すぐにある
中国美術館?)に行き,トイレに立ち寄った時の
ショックは忘れない.小用の反対に並ぶ大用にも
仕切りも何もなく,単に溝があるだけ.そこには
富士山のような褐色の「もの」がずらりと連らなって
並んでいたのだ.「物は道を作る」,ではないが,
道の様に連なって...

食あたりで下痢でもしてなければ
×意も失せるであろう*.
高能研究所内部はましであったが,仕切りはあったが ドアがまともであったかどうか記憶が朧である. 田無の核研,宇宙線研時代に高能研を訪れた某女史は ホテルに帰るまで用足しは我慢したと,聞いた. 右図は当時の典型的なトイレの写真である.おそらく 「上の並」は高能研のもの.「下の上」は上記の 美術館よりマシである.ちゃんと掃除はされ,物の道 などはない.
あるとき北京大学を 覗きに行った.高能研の入り口には兵隊が 立っていた時代であるから,果たして構内に 入れるかと心配したが,何事もなく入れた. 校舎内などを勝手にブラついていて女子トイレの 前に差し掛かった.もちろん,覗いた訳ではないが, どうも個室ではあるが,ドアを開けぱなしで 大声で隣と話をしている気配であった. 下記の漫画絵にあるように開けぱなしはむしろ 普通のことだったらしい.ドアはないのが「中の並」 なのだから.
最近日本の ツアー会社の広告をみていたら, 北京大学ツアーが 500元からと出ていて びっくりした.もちろん,勝手にブラつくのとは 中身の濃さは雲泥の差であろうが.
当時,横丁の裏道(胡同–ふうとん?)に入り,公衆トイレを 覗くと,どれも美術館と同様の光景が目に飛び込んで来た. 北京でこれだから,89年当時のチベットは推して知るべし. 空港内にはトイレが見つけられず,入り口あたりの横に 小さいのを見つけた気がする.なにせ,「今度の出発便は 何時何分北京行き」,というような案内は 小さな黒板にチョークの手書きで出されていた 時代である.
2011年のICRCの時にも,琉璃厂(琉璃廠)
から前門のあたりまで,裏道をぶらついたが,光景は
同じ様であった.
(*)2011の国際会議ではその下痢に襲われ,公衆トイレも
見当たらず,木陰に飛び込んだ苦い思い出がある.
しかし,状況は改善されている様である.
今年4月には地下鉄駅(和平門)を出て
その琉璃厂に
向かうメインルートの
途中で「左奥300m公衆トイレ」の看板を目にしたが,
あろうことか,まっすぐ15mほど先には新品の公衆トイレがあったのだ.
この「ナニコレ珍百景」を逃してなるものか.記録記録.
静止画では両者の位置関係が分かりにくいので動画にした.
(画面の奥の方からこちらのトイレ前に歩いて来た地点で撮影).
中は探検しなかったが, 小ぎれいな外観からして,
昔のようなものではないだろう.
縦割り行政かなにかの加減で,看板と新しいトイレは
全く別の管轄なのかも知れない.300mというのは相当な
距離であるが,おそらくそこにはまだ昔ながらの...?
動画の後半で画面右側に見える大きなビルは北京ダックの老舗,全聚徳.
日本の公衆や共用トイレ(大学などのもの)に行くと「紙以外のものは
は絶対流さないで..」という張り紙をよく目にする.
それじゃ「もの」はどこに流すの?とツッコミを入れたくなるのだが.

こちらでは,「紙は絶対に流さないで」が暗黙のルールの ようである.(つまりそのような張り紙を出してあるわけではない, 高能研,アパート然り: 中級以上のホテルを除けばだろうが.2011年の ICRCではまあ中級のホテルに泊まったたが,紙は平気で流していた と思う. 暗黙のルールだから, ほんとはダメだったのかも知れないが...) ルールが適用されるかどうかは,おそらく側に紙を入れるカゴなどの 容器があるかどうかで判断できそうだ.
理由は紙が水溶性でないので,詰まってしまい,えらいことになる, ということらしい.ある女性の書いたマンガチックな北京案内の 本 (北京へ行きたい! ごとうゆき著,メイツ出版:2008年販) も買って持って来たが,その著者も詰まらせて えらい目にあったと書いている. 水溶性の紙ならOKなら 変更はすぐにでもできそうなのだが,習慣でもう 特に不便など感じないから,続いているのだろうか. 上記の本の良いところは,他の案内書にはない,トイレの真実が ちゃんと書いてあるところである.版権の問題もあるので その漫画の一部だけを載せておいた.
紙を流さずに容器に入れるというのはどうも抵抗がある. そこでアパートではウオッシュレット化をはかり,紙を 使わない方法を編み出した.89年のチベットでも 携帯洗浄機を作るなど工夫はしていた記憶がある. 女房は日本から紙を持参したようである.
アパートを出て,ASgの建物 などに行くと,みな昔ながらの「和式」トイレである (前述の本では「中華式トイレ」). 手洗いの水などもまともに流れない所も多い. 膝痛の女房には中華式は具合が悪い. 本館に行くと,1階のトイレのうち1つくらいは洋式 である.本館までは数分かかるが,300mはない. そこで,出張となる.紙は原則用意されてない. 本館のは個室内にはないが,外に1つ用意されている. 節約お願いの貼り紙がある.
流さなかった紙はどうするか.もちろん,アパート住まいなら 自分でゴミとして出す.研究所なら,掃除の係りの者が ゴミとして出すのだろう.あまり いい気分の仕事ではない.

ゴミ処理で,どの様にゴミを分別して出すかは 日本でも地域により差があり,やたら細かく指定されている 所と,大まかな所とでは結構な差があるようである.
ここ高能研では,入居のときASgの人達にきいたら, なんでも一緒くたでいいんですよ,と言われた. ゴミ箱には青色と,緑色の2つがあり(写真上中段), 本当に一緒くたで いいのか疑問に思いながらも,どちらかの箱に,一緒くたで 投げ込んでいた.あるとき,ゴミ集めのおっさんが いるときに出くわした.これまでは,コーラの缶なども一緒くた にして出していたが,いくらなんでも生ゴミと缶を一緒では まずいのではと,缶を取り出し,これも一緒でいいの? という感じで身振り質問をしてみたら,おっさんえらい 恐縮. 自分がやるから,みたいに,ゴミ袋を 受け取り,缶はやはり,別に仕分けして,いるようであった.
女房が,他のゴミ集積所をみると,やはり,青と緑では区別が あるようで,青が,ビン,缶,ペットボトルの ような資源ごみのようで, 張り紙もあるそうだ.
すぐそばの 留学生公寓の前には小さなゴミ箱があり, 緑(Recyclable)と赤(Not-Recyclable), と 分別を指定した小さな箱はあった(写真下段). ただし,なにがリサイクル可能かは書いてない. この大きさではアパート住民のゴミには小さすぎる.
アパート前の集積所はゴミ箱の外に山の様にゴミが 放置してあり(写真上段),一体どういうことになっているのか, 不思議におもっていたが,ある日突然すっかり 持ち去られ(中段),気持ちよくなった.
ゴミ処理のおっさんとは挨拶を交わす仲となり,
K: (こんにちは)*
O: [こんにちは]
K: (ご苦労様)
O: [[いやいや...]]
K: ((今日はめちゃ日差しが強く暑いですね.))
O: [[ほんとほんと,照り返しが強くてね]]
これくらいは,いけるようになった.
(...)と[..]は言葉,((...))は身振り [[...]]は言葉+身振り.言葉はわからんが, 身振りからの推測.
別の日.
K: (こんにちは)*
O: [こんにちは]
...
K: (私は日本人)
O: [[そうかい.昔は日本と中国は戦ったんだよね.今は仲良くなって良かった]]**
別の日.
...
O: [[これから,仕事かい,XXX に行くのかい]]***
K: ((そうそう)).
(*)ニンハオ;朝方の時は(お早よう)のつもりで,「zan shang hao」と 平気で言っていたが,zanではなく,zaoだと女房に指摘された. 無知は恐ろしい.
(**)ここまで来ると,もう単語はとんとわからない.身振りでは こんなこと,言ってる風に聞こえた.
(***)わかった単語は工作(ゴンゾウ)だけ.「工作」と いう文字を目にすると,日本では下工作とかスパイ工作とか, イメージの悪い言葉しか思い浮かばないので,党工作単位 などと言われると,恐ろしげである.
北京あたりは大雨が降ることは珍しく,我が国のなら普通に ある道路脇の下水溝がないのが当たり前らしい. したがって,一旦大雨が降ると,道路は水を集めて流れる川の様に 一変し,ひざまで陥没するような事態にもなる. このところの異常気象?で,2,3年前にそうした事態になり, 高能研周りも水浸しになり,黄さんあたりも大変な目に あったそうである.
それがトラウマになったのか,それ以来,大雨が降りそうになると, 皆戦々恐々とするらしい.7月の始め頃だかにそうした予報が出て, 早々と学校は休校の措置がとられ, 黄さんも電話をかけて来て 明日は打ち合わせは中止,という.そこで天気予報を見てみる. 中国語のではよくわかりそうもないので,日本ものを探す. 北京の予報は単に雨,風速も2,3m/sと出ていてい, 普通の雨の様子.これはまあ,地元の方が詳しいだろうから, と夕方にはアパートに戻った.しかし,大雨の様子は ない.翌日も天気が悪い程度.予報はどうもさらに次の 日が問題の様子だが,結局多少の雨が降った程度で 終わってしまった.
携帯を見ると,知らぬ間に,ここ2日ほどで5,6通のメールが 入っている.何かと覗いて見ると,文言から 察するに 大雨警報のものらしい.外出注意とか なんとか書いてあるようである.(日本の場合どうなのだろう. あらかじめ希望すれば,そうした警報メールなどを受信できる システムはあるだろうが,何もしてなくても勝手に そうした警報メールが送られてくるというのはあるのだろうか). どうも大山鳴動の様子...
黄さんによると,北京で
道路工事がいま盛んであるが,多くは下水工事
だとか.高能研内部の道路には下水溝はあるようだが,
水の吸い込み口がほとんどない(100 mに一箇所くらい).
したがって
ちょっとした雨が降ると,
道路にどんどん水が流れ込み, 川のようになる.